株式会社ホクトは1962年、川崎エルピーガス(旧社名)として地元川崎市高津区平(現,宮前区平)に産声を上げました。以来「信頼される明るい会社」を社是に社員が一丸となって社業の発展と地元のお客様の「役に立つ会社」として鋭意努力してまいりました。
おかげ様で創業61年目を迎えることが出来ましたのも多くのお客様のご指導ならびにご支援の賜物であり、今日の当社が微力ながら成長し社業が継続出来たこと、あらためまして深く御礼申し上げます。
ロシアのウクライナ侵攻による戦争状態は全世界の経済に大きな影響を与え続けております。わが国ではあらゆるモノの物価上昇、それに輪をかけ円相場は下落の一途をたどっており、連鎖的に石油関連エネルギーであるLPガスも高値を更新する勢いとなっております。またガス給湯器をはじめとする、私共が得意とする分野の商品の多くが供給不安定となっています。現時点で給湯器の納期が3~5か月待ちなどという状況は、わが国の製造業の構造的な脆弱さが露わになっており恥ずべき事象と言わざるおえません。当社の需要家様、お得意様にも納期遅延によるご不便、ご迷惑をお掛けし力になれず唯々申し訳なく言葉もみつかりません。
まさに混沌とした現況ではございますが、当社は粛々とコンパクトながらダイナミック、素早いのに丁寧な仕事を心掛け、お客様皆様の総合住宅サポーター企業として「地域密着の顔の見える営業姿勢」を頑固に貫き、LPガス供給はもとより建物や水周りの修繕からリノベーションにおいて、単に「モノ」を売るだけでなく「ヒトの手による技術を磨き付加価値を提供していきたい」という商いの原点に立ち返り、皆様から「あ、ホクトへ頼んでよかった」と言われるよう(株)ホクト社員一同、心技を磨き歩んで参る所存でございます。
今後とも末永いご愛顧頂きます様よろしくお願い申し上げます。
令和4年5月
株式会社ホクト
代表取締役 山田甫夫