本格的な冬の日々、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今回は昨冬起こったひやっとする漏水修理案件をご紹介いたします。
こちらがその現場。
こんなに晴れているのに設備の周りがびしょびしょです。なにが起こったのでしょう。
こっ、これだーっ!とか言って写真を撮っている間にも!あーっ!水がーっ!!!
冗談ごとではありません。この配管、実は火事などの有事の際スプリンクラーや消火器に水を送るための大切な配管だったのです。
もちろん大切な配管ですから頑丈な造りになっています。そんな頑丈な配管にどうしてここまでの亀裂が入ってしまったのか。それは、やはり凍結が原因でした。管内の水が凍結によって膨張し、このように鉄の配管をもパックリと引き裂いてしまったのです。自然の力とはかくも偉大なものなのです…。
しかし嘆いている場合ではありません。
新しい配管と取り換え、
防水テープでぐるぐる巻きです!これで応急処置は完了!
このような凍結パンクは、皆さんの隣家でも起こりうる現象です。
たとえば師走のこの時期、引越をしたとします。その時に給湯器の内部の水を抜かず、放置して、夜間の急激な冷え込みでその水が凍結したとすると、配管類の破損に繋がりやすくなってしまうのです。
そうした破損を防ぐため、ホクトではお引越しの際お立ち会いを頂いて、給湯器の水抜きを行うよう徹底しております。これからの時期、そろそろ引っ越しかな~、とお考えの方は必ずご連絡ください。給湯器のパンクは自然現象が原因ですが、その発生を防ぐことはできるのです。
みなさまのご協力をスタッフ一同お願い申し上げます。