皆様お久しぶりです。
またしても更新が滞ってしまい申し訳ございません(>_<)
反省(;一_一)
早速ですが今回はとある老人福祉施設のガス給湯器交換の模様をシンプルにお伝えします。
(時系列がおかしいですが2019年9月施工のものです)
まずは浴室から・・・3台並んでいますが奥の2台を交換します。
パーパス社製50号マルチ給湯器になります。
マルチとはいわゆる連結式で、通常並列交互で運用しています。
つまり通常は1台のみが稼働し一旦運転を止めると自動的に別のもう1台が作動する仕組みです。
ただし一度に大量の給湯を必要とした場合 例えば大きな浴槽に湯を貯めながらシャワーを何か所か
出す場合、さすがの50号でも湯量が不足しますので同時に燃焼する事もあります。
そんなハードな役目を終えるとき(ToT)/~~~
んでこれを制御していたのが・・・
カバー外すとこんな感じで基板が見えます。
増えるにつれ台数分の配線コネクタも増えます。
まだ使えていますが本体が新しくなったのでやはり同時交換が望ましいと判断し交換!
缶岱が2つありますね・・・ということは25号相当の給湯器を2台連結し合計50号
相当の能力を確保している訳です。
更にそれを複数台連結することによって対象となる現場にマッチングさせます。
そして完成♪♪
さてお次は厨房の部です。
浴室用と同じ50号タイプと32号タイプが1台づつ設置されています。
まずは撤去~~♪
そして完成~~~
場所が狭く良いアングルの写真が撮れなくてスミマセン!
これらを屋内で色々設定する「コントロールリモコン」です。
賢くて頼もしいやつです。
この度はご用命ありがとうございました!!
「後記」
今回の交換工事で改めて思ったのは本体の重量にかなりの違いを感じたこと。
20年~むかしの設備機器(家電も含め)はどれもズッシリとまさに重厚な造りでした。
今の機器はそれらと比べ2割から4割は軽く出来ていますので、施工する側はとても楽で
良いのですが「耐久性」はどうなんだろうと。。
私ども販売する側も提案する際にそういったことも正直にお伝えし、ご納得して頂いた上で契約します。
何故なら…お客様もそれなりの再投資をする訳ですから「耐久性能」は外せないワードの一つと言う事・・・
「今までのは20年もったから当然同じくらいもつよね?」というご質問に対し軽々に「はいそうですね」
なんて返しません。
私どもは嘘偽りなく「メーカーの企業努力でコストは抑えられていますが中身はかなり違います」
と必ずお話しします。しかし決してイコール低耐久という訳ではありませんとも。
メーカーもフィールドテストを繰り返し行っている訳ですから自信をもって8年~10年という
耐用年数を謳っています。「ん?半分」と思われるかも知れませんが、逆に20年もったのは
「奇跡ですよ!」とお話しさせて頂きました。
脱線します! スマホだって定価10万前後のものが多いですが2年もすると買い替えを促されますよね。
それらと同じ土俵に乗せるわけではないですが、給湯器は常に雨ざらし、中ではガスの強い火力で
毎日何時間も燃焼し続け、水からお湯にと・・・それを考えると8年でも凄くないですか。
長くなりましたのでこの辺で〆たいですが、どうかまた「奇跡」を!!
と…私は天を見上げました(笑)
ではまた次回の現場で(^_-)-☆
担当:Y&N