今日は3月11日、そう、8年前に東日本大震災が起こった日です。
このブログを書いているスタッフは当時ひとりで、演劇部だった友人の舞台を観に大学へ遊びに行っていました。
地震が起こったのは舞台の真っ最中。
最初は小さな揺れでした。そこから揺れは徐々に大きくなり、小さな講堂では機材や小道具が落ちたり倒れたりしました。
劇団員の的確で冷静な誘導で全員が無事建物の外に出ることができましたが、外に出てみてまた驚きました。
地面が波打って、奥の建物と手前の建物が上下にぐわんぐわんと揺れているのです。
舞台は当然すぐさま中止、徒歩で15キロ先の自宅を目指しました。
何とか無事に帰宅することができるも、仕事に出ていた家族はみな職場に取り残され、ひとり自宅で食卓の下に布団をねじこんで不安な一夜を明かしたことをよく覚えています。
そんな3月11日にご紹介するのは、LPガス設備のうちの「調整器」という部分。
ホースとセットで、ボンベとメーターをつなぐその間にあるのが調整器です。
このホースはボンベに接続されている部分が強い力で引っ張られると伸びて弁が閉まるようになっており、ガスの噴出を防止するようになっています。
昨年の大豪雨でホクトの管轄地域内の川が氾濫した時もボンベが危うく流されかけましたが、この調整器とホース、ボンベチェーンで流出を防いだということがありました。
震災があったこの日に、天災とLPガスのあり方を今一度見直すいい機会なのかもしれません。